戦争の歴史は誰もが知るベトナム、その歴史と文化

ベトナムは東南アジアのインドシナ半島東部にある国で人口は約9000万人です。一時期生春巻きやフォーなどのベトナム料理、可愛いシルク製や籐の雑貨やバッチャン焼きといった独特の色と模様が特徴の陶器が日本の若い女性向け雑誌などマスコミで取り上げられたり、ニャチャンというビーチリゾートが注目されたことによって観光向けの都市として親しまれていますが、国としては社会主義国家です。国の歴史は、1800年代にはフランスによって植民地支配を受けたり、1960年代の泥沼のベトナム戦争など暗い歴史があります。しかしフランス植民地時代にはフランス語が公用語とされ、また料理もフランス料理の影響を受けた安価で美味しい飲食店が高級レストランから屋台まで街に多く立ち並びます。しかしベトナム戦争では枯れ葉剤散布の影響を受けた農民や子供達が悲惨な被害を受け、現在でもその後遺症に悩まされています。ベトナムは、人口の8割を占めるキン族のほかに数十もの少数民族からなる多民族国家です。また中国系も多く見られます。民族の他に宗教でもイスラム教やヒンドゥー教、またカトリックなど多様な宗教信者がいるため、過去から現在まで他国や多民族から影響を受けた多様な文化が育っています。現在ベトナムは日本の技術支援や先進国の大企業の工場誘致などによってめざましい発展を遂げている途中です。戦争で多くの人が亡くなってしまったため、国の平均が若いということも大きな要因でしょう。